第1章 藤沢駅前街区まちづくりガイドラインについて

1 ガイドラインの目的

藤沢駅周辺地区は、昭和 40 年代から 50 年代半ばにかけて施行した「藤沢駅前南部地区土地区画整理事業」、「藤沢市防災建築街区造成事業」及び「藤沢駅北口市街地再整備事業」により、その骨格が形成されましたが、施行後 40 年以上が経過し南北デッキをはじめとした公共施設や周辺の民間施設は、老朽化が進むとともに時代のニーズに合っていない状況も見受けられています。
このような状況に鑑み、本市では、「藤沢駅周辺地区再整備構想・基本計画(2012年(平成 24 年)3 月)」を策定し、都市基盤整備を中心とした事業を推進することで、周辺の民間施設の更新を誘発し、藤沢駅周辺地区の再活性化をめざしています。
このような中、藤沢駅南北デッキ周辺における民間施設について、建て替え等による機能更新の機運が高まってきており、官民連携によるまちづくりに向け、再整備構想・基本計画を具現化するためのツールとして、本市の駅前まちづくりの考え方をとりまとめた「藤沢駅前街区まちづくりガイドライン」(以下「ガイドライン」という。)を策定します。
ガイドラインは、これまで先行的に取り組んできた都市基盤整備等を活かしつつ、にぎわいと魅力あふれる駅前まちづくりをめざして、まちづくりの基本的なルールや適切な開発の誘導、官民連携によるまちづくりを推進していくために必要な事項等を位置付け、藤沢駅前街区における公共施設整備、民間施設建て替え等の指針とします。

藤沢駅周辺 航空写真(平成26年度)

私たちの藤沢駅南口391地区市街地再開発事業は、この「まちづくりガイドライン」に基づく指針に沿って、計画を立案推進していきます。
藤沢市と一緒にこれまで先行的に取り組んでこられた都市基盤整備等を活かしつつ、にぎわいと魅力あふれる駅前まちづくりをめざして、官民連携によるまちづくりを推進してまいります。

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