第2章 藤沢駅周辺地区のまちづくり

③経済効果分析

  • 本市では新たな都市拠点の形成をめざし、JR 東海道本線藤沢駅~大船駅間の村岡地区において、新駅設置と一体となったまちづくりが検討されており、新たなまちづくりに伴う、藤沢駅周辺商業施設への影響、また、共存共栄のあり方を検討する観点から、藤沢駅周辺地区において、今後、大規模商業施設が更新された場合の経済波及効果について試算を行いました。
  • 試算では、商業床を現状と同じ規模、もしくは増床で更新するよりも、商業用途を減らして業務やホテルなどの機能と複合化を図る方が、より経済波及効果が得られるという結果になっています。
  • 本市の中心拠点である藤沢駅前における民間施設の建て替え・リニューアルに当たっては、駅前のにぎわいという観点から、商業機能を基本としつつも、他の機能との複合化を検討することも必要と考えられます。