第2章 藤沢駅周辺地区のまちづくり
②回遊・交通
- 藤沢駅周辺のまちづくりについては、駅を挟んだ南北それぞれで市街地が形成されてきたため、鉄道を横断できる箇所は、藤沢駅の南北自由通路、地下通路及び国道 467 号と限定的になっています。
- 来街者等の利便性の向上を図るため、南北自由通路の拡幅整備を計画しており、合わせて小田急駅舎の橋上化に向けた検討が進められるなど、南北アクセスの改善に向けた取組を進めています。
- 北口では、藤沢駅北口広場の改修計画等の一環として 2019 年(令和元年)12 月にデッキリニューアル工事が完了しました。現在は、条例により広場として位置付けられ(2021 年(令和 3 年)4 月条例施行)、エリアマネジメント3等により、さらなる有効活用が図られることを期待されています。
- 南口では、デッキが老朽化し、昇降施設が不足している状況です。また、歩行者空間や滞留空間が狭いなど、駅前広場機能の更新が必要な状況にあります。そのため、人中心の空間となることを基本に、南口駅前広場の再整備に向け、検討を進めています。
- 駅周辺の公共施設、民間施設は昭和 40 年代から 50 年代に整備が進められており、バリアフリーやユニバーサルデザイン4の配慮が不足している部分があります。
- 藤沢駅周辺地区は、自転車交通の主要な起終点として、都市計画道路を中心に、自転車走行空間づくりを進めるとともに、駅中心部では、歩道での自転車の押し歩きを基本としています。また、自転車等駐車場が不足しています。
- 南口の商店街等で、荷捌きスペースが不足しており、荷捌き車両が路上駐車し作業することで、自動車をはじめ、歩行者や自転車の通行の妨げになっている様子がみられます。
事務局長の答え
図表に明示した様々な道路や通路、広場などを再整備してまいります。